通勤時間が長い程「角化型水虫」になりやすい?

通勤時間が長いと水虫になりやすい、そんなウワサを聞いた事がある方もいるのではないでしょうか?
通勤している方全てが水虫になってしまう事はありませんが、発症しやすい環境である事は確かです。

そもそも、水虫は白癬菌というカビの仲間が、皮膚の角質層に感染し起こる皮膚感染症です。
白癬菌は温度と湿度が高い所を好む傾向にあります。
通勤で長い時間、靴を履きっぱなしだと足が蒸れて湿度は急上昇し、白癬菌に感染しやすい環境となるのです。

このように、靴を長時間履く仕事をしていると、白癬菌がうつりやすいという事から、通勤時間が長いと水虫になりやすいと言われていると考えられます。

ただ、水虫といっても症状には、色々な種類がある事はあまり知られていません。
多くの方は痒みが出たり、皮膚が皮剥けを起こす、ジュクジュクするといった症状が水虫と思っているでしょう。
実は自覚症状が全くない、角化型というタイプが存在しています。

角化型は足の裏全体や、かかとに白癬菌が感染して発症するタイプです。
痒みや皮剥けといった症状は無く、かかとの角質が厚くなったり、足の裏全体が白くザラザラとなるのが特徴です。
角化型は水虫特有の痒みや、皮剥けといった症状が一切無い為、白癬菌に感染したと気づかず放置してしまうケースが多いと言われています。

かかと部分がひび割れる事も多く、あかぎれと勘違いされ保湿クリームでケアし、余計に症状を悪化させてしまうケースもあります。
角化型は角質の奥深くに白癬菌が感染しているので、外用薬では治療する事ができません。
多くは白癬菌を除菌できる、抗真菌作用のある内服薬で、体の中から治療を行います。
改善までには数か月かかりますが、しっかり治療する事で完治できる水虫です。